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神曲神之介の江戸日記
「 紳士靴マスターへの道【総括篇】 ~英国靴の寸評1~ 」
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神曲神之介
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武士(50石)
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■Churchs  CHETWYND
Last100
Colourtabacco
Material nevada calf
Size8.0  FitF

#100は、プラダ傘下となって廃止された#73の後継木型として作られたもの。全体のシルエットは現代的で、ロングノーズ気味である。トーは#73に比べて若干ぷっくりしており、かかと周りは大きめである。
ネバダカーフは、チャーチの茶系の靴に使用される独特の革で、最初から経年したような風合い。さらにムラ染めを施してあり、ビンテージっぽく仕上げられている。
tabaccoという色もチャーチ独特のもので、文字通りタバコの葉のような色である。

Churchs  DIPLOMAT
Last173
Colourblack
Material calf
Size7.5  FitG

#173は、#73の復刻木型としてを現代的にリメイクされたもの。#100は全く新しい木型として作られたが、#173#73を無理矢理長くしたようなシルエットである。しかし#73の特徴である内側のコバの張り出しは抑えられており、直線的なラインになっている。トーがぷっくりしている点と、かかと周りが大きめな点は#100に似ている。フィッティングは#73よりも幅が狭く甲が高い。

Churchs  BALMORAL
Last73(復刻)
Colourblack
Material calf
Size7.5  FitG

#73キャップトーの復刻版。#73は、チャーチ創業以来120年以上に渡って、世界中で愛用され続けてきた名作である。全体的なシルエットはショートノーズで、左右のコバがエラのように張り出している。トーはセミスクエアで、チゼル状に薄くなっている。
往年の#73シリーズはライニングの中側半分が布であったが、復刻版はフルレザーライニングである。

Churchs  LEGATE
Last73(復刻)
Colourblack
Materialpolished binder
Size7.5  FitG

#73パンチドキャップトーの復刻版。アッパーは「ポリッシュド・バインダー」というチャーチ独特の表面がツルツルした革である。「バインダーとガラスは同じだ」と言う人もいるが、リーガル等のガラスとは質感が全然違う。履き心地は低反発材のようにムニョムニョしている。一度シワが入るとシューキーパーを入れても取れない。メンテナンスフリーのために開発された革らしく、水もはじくので手入れは非常に楽である。また、ガラスの場合、経年するとツヤがなくなり質感が劣化していくが、バインダーの場合は経年しても質感がほとんど変わらない。

Churchs  PERTH
Last73(復刻)
Colourblack
Material calf
Size7.5  FitG

#73ディプロマットの復刻版。チェットウインドやディプロマットのような穴飾りの大きなブローギングには、#73の無骨な面構えがよく似合う。スーツスタイルはもちろん、デニムなどカジュアルにも意外といける。

Churchs  SUDELEY
Last73(復刻)
Colourblack
Material calf
Size7.5  FitG

名前は違うが、PERTHと全く同じ靴である。半額セール品を衝動買いしたもの。右側ヒールカップの外側に針で刺したような傷があるためセール品となったと思われる。左右で革の質が違っており、右側はけっこう良い革質なのだが、左側がひどい。革の表面がパリパリしていて、下ろす前にデリケートクリームをどっぷり塗ったのだが、それでもヒビみたいな細かいシワがたくさんできて、型押し革みたいになってしまった。

Churchs  BRISBANE
Last73(復刻)
Colourblack
Materialcalf
Size7.5  FitG

名作中の名作#73チェットウインドの復刻版。しかしオールド時代のチェットウインドと比べると、シルエットが若干ぼってりしている。

Churchs  GRAFTON
Last73(復刻)
Colourbargundy
Materialapplose
Size7.5  FitG

#73グラフトンの復刻版。無骨な#73に外羽根ダブルソールを組み合わせた姿は迫力に満ちており、まるで戦車のようである。
アパルーサとはアメリカ北西部原産の馬の名前だが、値段的にも馬の革とは考えにくいので、コードバンっぽく仕上げたポリッシュド・バインダーと思われる。

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COMMENT
Church’s PERTH
snowgoose 2011.03.20 Sun 08:02 EDIT
はじめまして。パースはプラダ前から存在していましたよ。当時、インナーが布製のハーフブラーグがディプロマットで、革製なのがパースだと、私も思っていましたが、ディプロマットのインナーも革製となった今となっては、その違いはあんまりよくわかりませんが、ディプロマットを73ラストで復刻した物がパースというのは違うかなと思います。
snowgoose様。コメントありがとうございます。
神曲神之介 2011.03.21 Mon 02:33 EDIT
ごめんなさい。個人的な雑記帳なので、質問には可能な範囲で答えていますが、そういう細かいこと議論する気ありませんのでお許しください。
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